2014年04月10日

映画評:ラッシュ/プライドと友情 ロン・ハワード 監督作品



対照的なF1宿命のライバルの史実を忠実に再現した物語。魅力的な作品だ。

安全でリスクの少ないインプラント治療を追求する、千葉は幕張新都心のインプラント専門医、古賀テクノガーデン歯科の古賀です。本日のブログは、映画評を。

対照的な二人の天才レーサーを描いた作品。若者で才能に恵まれ、栄光と激しいライバル心を有するF1のトップレーサーの実話である。

あまりにも有名なニキ・ラウダの事故の背景などは、ボクは知らなかったが、ライバルがきわめて正反対のタイプだけに、キャラがより際立つ。

監督は「アポロ13」と「ダヴィンチコード」のロン・ハワード。これじゃあ、面白いに決まっているとレイトショーに一人で出かけたのである。

1976年のF1黄金時代。当時のF1パイロットは25人。毎年、そのうち2人がレースで命を落とすのであった。

そんな当時、世界を熱狂させた二人のレーサー。情熱的で天才肌、カッコよくてプレイボーイのジェームズ・ハントと頭脳派でマジメ、メカに強く、自制心の塊のようなニキ・ラウダの実話である。

その年、ニキ・ラウダは圧倒的にリードしており、チャンピオンはもう確実と思われた。そうしたときに大事故が起こる。

ラウダの絶望的な事故の一因は自分だと自分を責めるハント。だが、ラウダなき後、ハントが命がけのレースで次々に優勝の重ね、ラウダに迫ってくる。

そんな中、炎に包まれて瀕死の大やけどを負っているラウダは、なんと大事故から42日後、変わり果てた姿でサーキットに帰ってくる。それでも、ラウダは復活し、チャンピオンの座は、最終戦の富士スピードウエイで決定することに。

そして、ラウダが大事故にあった時と同様な大雨の開催になるのであった。(以後、ネタバレ自重)

ハントといい、ラウダといい、まあ、役者がよく本人に似ている。エンツォフェラーリだって、そっくりだ。現実には、すでに、ラウダも老境に入っているし、ハントやエンツォフェラーリはすでにこの世にいない。人物像がピッタリで好事家にはたまらない。

それにしても、極めて魅力的な人物のイギリス人のハント、対照的に、はっきり言って、ブ男だし、いわゆる堅物で面白みがないが、冷製で頭脳派のラウダは、ライバルとして見ると、ホントに面白い対比である。

もちろん、人生という意味でなら、ラウダのごとき人物のほうが成功するだろうと思わせる。それでも、ハントは、男から見ても魅力的である。

これだけ激しいライバル心を持ちながら、心のどこかでお互いを認め合う二人である。事故でケロイドの酷い顔になったラウダに失礼なことを言った記者をとっちめるハントに、つい、思い入れをしてしまう私であった。

命をかけて競いあうライバル。その嫉妬や恋人たちへの愛、そして競争心、プライド、友情、いろんなものが詰まったドラマに、とてつもない、スピード感と撮影の素晴らしさ、何よりも、事実に忠実に描かれた作品だけに心に迫るものがあった。

車好きにはたまらない映画である。車好きじゃない人にも、男同士のライバル関係というストーリーでも楽しいといえよう。いい映画でした。


taketo_koga at 21:48コメント(0)トラックバック(0) 
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